「研修で暴言吐かれ退職迫られた」追手門学院の職員が慰謝料求めた裁判始まる

「研修で暴言吐かれ退職迫られた」追手門学院の職員が慰謝料求めた裁判始まる
MBSニュース 2020/10/15(木) 23:13配信

 職員研修で暴言を吐かれ執拗に退職を迫られたとして、大阪の学校法人「追手門学院」の職員らが学院の理事長らに慰謝料などを求めた裁判が始まりました。

 学校法人追手門学院の男性職員ら3人は4年前に職員研修を受講した際、研修を請け負ったコンサルタント会社の講師から「腐ったミカンを追手門の中に置いとくわけにはいかない」などと暴言を吐かれ、退職を迫られたということです。職員ら3人は「うつ病」などを発症し、休職を余儀なくされました。

 3人は、学院の理事長やコンサルタント会社などに対し、研修が違法であることの確認と、慰謝料などあわせて2200万円の損害賠償を求めています。

 10月15日に大阪地裁で始まった裁判で、追手門学院側は訴えを退けるよう求めました。

 職員の男性は「研修から4年以上経った今も回復の兆しが見えません。ときおり研修の内容を思い出して眠れなくなります」と訴えました。

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