いじめ自殺 当時の教職員が遺族に状況説明

いじめ自殺 当時の教職員が遺族に状況説明
KYT鹿児島読売テレビ 2021/1/23(土) 17:51配信

 2014年、県立高校に通う男子生徒が自殺した問題で、遺族が当時の教職員から、男子生徒が亡くなった当時の状況について説明を受けた。
 2014年8月、鹿児島市の県立高校1年の田中拓海さん(当時15)が、自宅で自殺した。県が設置した再調査委員会は、2019年3月、「いじめを中心とする学校での事情が大きな影響を与えた」と結論付けている。母親は、「学校から一切の説明がない」として田中さんが亡くなった当時の状況を直接教職員から聞く場を求めていた。
 22日、自殺から6年半。ようやく説明の場が設けられた。母親側は公開を求めていたが、「公開すると当時の教職員が欠席する可能性がある」として、非公開で行われた。当時の校長や教頭など9人と面会したが、亡くなる直前に田中さんと電話をし母親が最も説明を受けたいと求めた女性の副担任は健康上の理由で欠席した。母親は、納得いかないと悔しさをにじませた。
 母親は「22日の説明会はとても納得できるものではない。知らない分からない覚えてない。そう思っていない聞いていないの繰り返しでぼやっと答えられて。得られるものは少なかった」と話した。
 県教育委員会の前田光久教育次長は「私どもはこの事案に関して適宜学校から県教委としても説明してきたと認識している。可能な限り知ってることを事実に基づいて説明をした」と話した。
 この問題を巡って県は、有識者による再発防止策の検討会を設け、協議を続けている。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする