セクハラ調査結果 前年度より4倍以上増加 神奈川県教委

セクハラ調査結果 前年度より4倍以上増加 神奈川県教委
tvkニュース(テレビ神奈川) 2022/2/28(月) 13:34配信

県教育委員会は県立学校の生徒を対象に行ったセクハラ被害に関するアンケート結果を公表しました。

アンケートは県立学校に通うすべての生徒を対象に実施され、去年4月から7月までの4カ月の調査結果がまとめられました。

「被害を受けた」と回答したのは、前の年度の4倍以上多い130件にのぼり、男女別では男子生徒が40件、女子生徒が70件でした。
このうち「自分自身が被害を受けた」と回答したのは66件で、先生や生徒からセクハラ行為があったとする報告が大半を占めています。

主な内容は「必要もないのに体に触られた」が最も多かったほか、「携帯電話などで性的なメッセージや画像を送られた」など、インターネットが絡んだセクハラ行為も目立っています。

今回の結果を受け県教委は、「生徒がどのような言動がセクハラととらえているか具体的に示し、注意を促していく」ということです。
アンケートは前の年度まで年に1回でしたが、教員のわいせつ行為による処分が減らないことから、対策強化のため今年度から2回に増やしたということです。

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