「息子にも謝罪して」操山高校自殺問題 県教委、監督・学校を含む責任を認め遺族に謝罪【岡山・岡山市】
OHK岡山放送 2022/3/5(土) 18:24配信
岡山市の県立岡山操山高校で2012年、野球部の生徒が自殺した問題で、県の教育委員会は3月5日、遺族と面談し、監督や学校、県教委の責任を認め謝罪しました。
(亡くなった生徒の父親は…)
「息子が、自分が原因で亡くなったのではない、不適切な教師の指導で亡くなったということを、県教委がようやく理解してくれた」
この問題は2012年、岡山操山高校野球部でマネージャーをしていた当時2年生の男子生徒が監督に激しく叱責された後に自殺したものです。
県教委は、叱責と自殺との因果関係や学校などの責任を認め、2021年11月、この監督を停職3カ月の懲戒処分にしましたが、遺族への謝罪はできていませんでした。
5日に行われた遺族との3回目の面談で、県教委は生徒の自死を想定した体制作りや、遺族に寄り添った対応ができていなかったこと、第三者委員会の設置が遅くなったことなど遺族への説明が不十分だった点を改めて説明し、謝罪したということです。
(亡くなった生徒の母親は…)
「謝罪をしたいという申し入れがあったので、実際にどの程度、理解して謝罪をするつもりなのか、この1年をかけて確認しながら、ここまで分かっているのなら謝罪を受けようと。私たちに謝罪するのはもちろんのこと、息子にも謝罪してほしいという気持ちは伝えた」
県教委は今後も遺族と面談を重ねて、再発防止策を検討するとしています。
この家族の苦難の10年間の記録
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