「保育士への信頼傷つけた」男児20人にわいせつ 元シッターに懲役25年求刑
産経新聞 2022/7/1(金) 18:47配信
マッチングアプリで依頼されたベビーシッター先などで当時5〜11歳の男児20人にわいせつな行為をしたとして、強制性交などの罪に問われた元シッター、橋本晃典被告(31)の公判が1日、東京地裁(古玉正紀裁判長)で開かれ、検察側は「保育士への国民の信頼を傷つけた」として懲役25年を求刑した。
検察側は論告で、保育士資格を持っていた被告が児童や保護者からの信頼を利用して犯行に及んでいたと指摘し、厳罰を求めた。
弁護側は一部の起訴内容について「スキンシップのつもりだった」などと無罪を主張。その他の起訴内容については刑の減軽を訴えた。判決は8月30日。
被告は平成27年8月〜令和2年1月、男児20人に性的暴行を加えたなどとして、強制性交罪22件、強制わいせつ罪14件、児童ポルノ禁止法違反罪20件で起訴されている。
再逮捕容疑は2019年9月20日と11月7日、東京都足立区内の住宅で未就学の男児の下半身を触るなどし、携帯電話で動画や写真を撮影したとしている。黙秘している。同庁の逮捕は3回目。
再逮捕容疑は昨年6月30日午前1時ごろ、東京都内のキャンプ場のテント内で、キャンプに参加していた小学校中学年の男子児童に性的暴行を加え、その様子をスマートフォンで動画撮影したとしている。
橋本容疑者はベビー・キッズシッターと利用希望者をつなぐアプリに登録し、男児の両親から保育の依頼を受けていた。同庁は複数の子どもが性的な被害を受ける動画などを確認しているといい、橋本容疑者が同様の手口で低年齢の子どもに近づき、こうした行為を繰り返していたとみて調べる。
捜査関係者によると、橋本容疑者は昨年11月14日、東京都中央区のマンションの男児宅で、男児の下半身を触るなどした疑いがある。前日にアプリを通じ、体調が悪い男児の保育を両親から請け負ったという。
小学生の男子児童に性的暴行を加えたとして、神奈川県警宮前署は25日、強制性交の疑いで、東京都練馬区北町の無職、橋本晃典被告(28)=別の強制性交罪で起訴=を再逮捕した。「覚えていません」と容疑を否認している。
再逮捕容疑は令和元年8月7日午前3時15分ごろから約15分間にわたって、川崎市麻生区の宿泊研修施設のトイレ内で、東京都渋谷区の小学2年の男子児童(8)に性的暴行を加えたとしている。
同署によると、男子児童は同施設で2泊3日のサマーキャンプに参加しており、橋本容疑者はキャンプを主催する団体のボランティアスタッフだった。橋本容疑者は、子供の教育を目的とした複数のボランティア団体に所属していた。
同年12月にも、ほかのキャンプに参加した小学5年の男子児童に性的暴行を加えたとして、同容疑で逮捕されていた。同署が押収した橋本容疑者の携帯電話には、児童のわいせつな画像や動画が多数残されていたといい、同署は余罪があるとみている。blockquote>