「度重なる不祥事で県民の信頼を裏切った」強制わいせつで実刑判決の学校事務員を懲戒免職(高知)

「度重なる不祥事で県民の信頼を裏切った」強制わいせつで実刑判決の学校事務員を懲戒免職(高知)
テレビ高知 2022/12/28(水) 16:48配信

高知県教育委員会は強制わいせつなどの罪で実刑判決を受けた県立高校の事務職員を12月28日付けで懲戒免職処分にしました。

懲戒免職処分となったのは県立高岡高校に勤務する29歳の男性事務職員です。この職員は2021年から2022年にかけ、10代から20代の女性3人に対し、わいせつな行為をしたなどとして2022年10月、懲役2年の実刑判決を受けました。

県教育委員会は「人権を侵害し、被害者に精神的な苦痛を与える極めて悪質な行為であり、子どもたちの教育を担う学校に勤務する公務員として到底許されるものではない」として12月28日付けで男性職員を懲戒免職処分としました。職員は「自分がやった行為により被害者や自分をとりまく教育現場の保護者、生徒に対して取り返しのつかない傷を負わせてしまった本当に申し訳ない」などと話しているということです。

また、内縁の妻を平手打ちし、けがを負わせたとして罰金30万円の略式命令を受けた県立高知丸の内高校の用務員を減給処分に(12月28日付で依願退職)

同僚や知人からローンカードをだまし取ったとして起訴されたを休職処分としました。

県教育委員会は「度重なる不祥事により県民の信頼を大きく裏切ることになったことを深くお詫び申し上げる子どもたちのために一丸となって職務に取り組み、信頼回復に努める」としています。

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