春高バレー優勝の日本航空・月岡裕二監督が部員に平手打ちした体罰問題で解任…後任は未定
スポーツ報知 2023/3/20(月) 14:11配信
バレーボール男子で昨年度の全日本高校選手権(春高バレー)で優勝した日本航空高(山梨)の月岡裕二監督(54)が、部員を平手打ちしていた問題で解任されたことが20日、同校への取材で分かった。
同校は問題発覚後、暴行の事実関係を認め、月岡氏を厳重注意処分としていたが、17日に梅沢重雄理事長が関係者と協議。18日に部員たちに謝罪し、監督交代を説明した。後任人事は未定だという。
月岡氏は2月19日の練習試合で、部員1人の頬を平手打ちした。体罰についての情報が県や警察に匿名で寄せられ、1年生部員を平手打ちする様子が映った動画が流出していた。
月岡氏は神奈川県川崎市生まれ。藤沢商高(現・藤沢翔陵高)では主将として3年時に春高バレー、インターハイと春夏連覇。その後は明大を経て、91年からサントリーでプレー。94年度の第1回Vリーグで優勝。98年に日本航空高男子監督に就任し、2003年から連続で春高バレーに出場していた。