血液付着の遺留品マスクなどから中学校教諭・尾本幸祐容疑者のDNA型を検出か 江戸川区殺人事件
TBS NEWS DIG Powered by JNN 2023/5/13(土) 12:00配信
東京・江戸川区の住宅で男性が刃物で殺害された事件で、現場から見つかったマスクなどから、逮捕された中学校教諭のものとみられるDNA型が検出されたことがわかりました。
中学校教諭の尾本幸祐容疑者(36)は今年2月、江戸川区の住宅に侵入し、山岸正文さん(63)を殺害した疑いがもたれています。
捜査関係者への取材で、現場から見つかった血のついたマスクや、眼鏡から複数人のDNA型が検出され、一部は尾本容疑者のものと矛盾しない結果が出たことが分かりました。
警視庁は、尾本容疑者が山岸さんと揉み合いになり出血したとみていますが、尾本容疑者は逮捕前の事情聴取に対し「自宅に招き入れられた時に、鼻血が出てマスクが汚れた」という説明をしていたということです。
警視庁は尾本容疑者がうその説明をしている可能性も含め、容疑の裏づけを慎重に進めています。