【長崎】「興味があった」覚醒剤使用の高校事務長(48)を懲戒免職「事務室の机の引き出しに保管していた」県教職員の薬物に関する逮捕は初
長崎文化放送 2023/12/15(金) 19:37配信
県教委は11月、覚醒剤を使用し、逮捕・起訴された県立高校の事務職員を15日付で懲戒免職処分にしました。
県立五島南高校の副主幹事務長で48歳の田口慎一被告は、11月4日ごろ、旅行で滞在していた福岡市内で、若干量の覚醒剤を使用したほか、学校内で所持した罪に問われています。
田口被告は11月4日に博多区の住吉交番に自首し、8日に福岡県警が五島市富江町の自宅で逮捕、29日に福岡地検が起訴しました。県の教職員の薬物に関わる逮捕は初めてです。
県教委によりますと、田口被告は校内での所持について、「事務室の自分の机の鍵を掛けられる引き出しに保管していた」「福岡での旅行中、自宅に鍵を掛けて覚醒剤を置いておく場所がなかったためで、学校では使用していない」と話しました。
また覚醒剤を使用した理由については「興味があった」と話したということです。
県教委は「今後あらゆる方法を通して教職員の自覚を促すとともに、服務規律の意識等の徹底を図り、県民の皆さまの信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。