「身の上話を聞いてもらいたかっただけ」智弁和歌山の教諭の女(31)をストーカー容疑で逮捕 男性インストラクターのスポーツ施設に繰り返し押しかけ 過去に警察が警告

「身の上話を聞いてもらいたかっただけ」智弁和歌山の教諭の女(31)をストーカー容疑で逮捕 男性インストラクターのスポーツ施設に繰り返し押しかけ 過去に警察が警告
MBSニュース 2024/2/8(木) 13:25配信

 男性スポーツインストラクターの勤務先などに繰り返し押しかけた「ストーカー規制法違反」の容疑で、和歌山市にある私立中高・智弁和歌山の教諭で31歳の女が逮捕されました。

 和歌山県警の調べによりますと、女は今年1月15日と21日に、スポーツインストラクターの男性(40代)の勤務先等に押しかけ、男性の様子をうかがったり、勤務先の内外を歩き回ったりした疑いが持たれています。

 警察によりますと、女は2021年秋から22年夏ごろまで、スポーツ施設で男性から指導を受けていて、男性に好意を露にするような連絡を繰り返し送ったといい、男性は、女に連絡を絶ってほしいと伝えていました。

 その後、女は施設へ通うのをやめていたといいますが、おととし11月、「知らない番号から電話が繰り返しかかってくる」と男性が警察に相談。電話の主が女とわかり、警察は女に警告していました。

 以降、電話は止んでいましたが、今年1月15日に、女は変装してスポーツ施設内に入り、21日にも男性の関係先を訪れて、女が周囲を徘徊して様子を伺うなどしていたため、警察が逮捕したということです。

 警察の調べに対し、女は訪問したことは認めたものの、「男性への恋愛感情やそれが満たされないことによる恨みはなく、ただ身の上話などを聞いてもらいたかっただけ」と、容疑を一部否認しています。

学校法人智弁学園は取材に対し、「詳細についてわからないことが多いが、生徒・保護者への影響は最小限になるよう対応したい」などとしています。

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