「先生はボクをトイレに押し込めて」…都内の公立中学で性加害事件を起こした教師が言い放った「衝撃の一言」
現代ビジネス 渋井 哲也 2024/4/28(日)
2022年5月、東京・練馬区の中学校で、男性教諭による男子生徒への性加害事件が起きた。男性教諭は強制わいせつの疑いで逮捕されたが、保釈後に自殺。被害者であるはずの男子生徒はクラスメイトらから誹謗中傷を受けた。
マサトさんはあっという間に個室のすみに押し込まれ、Aが後ろから覆いかぶさるように身体を密着させてきた。そして腹部に手をまわし、股間を触ってきたのだ。
あまりのショックと恐怖で声が出なかった。
「ようやく学校が動いてくれたのは、Aの加害行為から4日経った火曜日のことでした。出張から帰ってきた校長が出勤したので、Aを呼び出してもらいました」(母親)
するとAは性加害行為を認めたという。
「校長と教頭先生、A先生と話しました」(マサトさん)
するとAはマサトさんに対し、「遊びの感覚だった」と言い放ったという。
「A先生は僕が望むなら『教員をやめる』とも話していました……でも、校長先生は『今まで仲良くやっていたんでしょ? ならば、もう一回、仲良くできるでしょ? 』と言ってきて、穏便に済ませようとしたんです。僕は『無理です! 』と言いましたが、聞いてもらえず……」
都内の公立中学で起きた性加害事件がまさかの展開に…そして被害者家族が練馬区を訴えた「許しがたい理由」
現代ビジネス 渋井 哲也 2024/4/28(日)
突然の教員の死により、学校内は騒然とした。だが、学校側から生徒、保護者に十分な説明がなされなかったことで、その矛先はなぜか被害者のマサトさんに向けられたのだ。
《ぶっ殺してやる》
《A先生が逮捕されたのは、大げさに言ったからだ》
SNS上では、マサトさんに対する誹謗中傷が相次いだ。
だが、Aのものと思われる、SNSの裏アカウントが発見されたことで、マサトさんへの非難は沈静化していく。わいせつな写真のほか、未成年男子とのデートをにおわせる写真などが投稿されていたからだ。