酒気帯び運転の元小学校教諭に有罪判決…ガードパイプに衝突し車横転「相当程度危険だった」

酒気帯び運転の元小学校教諭に有罪判決…ガードパイプに衝突し車横転「相当程度危険だった」
読売新聞オンライン 2024/5/31(金) 12:04配信

 酒を飲んで車を運転したとして、道路交通法違反(酒気帯び運転)に問われた福岡県大刀洗町立小の元教諭の被告(56)に対し、福岡地裁久留米支部(植草元博裁判官)は30日、懲役1年、執行猶予3年(求刑・懲役1年)の判決を言い渡した。

 判決によると、被告は昨年12月23日午前、同県うきは市の道路で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転した。

 判決で植草裁判官は、被告の呼気から基準値の4倍超のアルコール分が検出されたことや、道路脇のガードパイプに衝突して車を横転させる事故を起こしたことなどを踏まえ、「運転は相当程度危険だった」と述べた。県教育委員会は今年2月、被告を懲戒免職処分にした。

福岡県大刀洗町の公立小学校に勤める教諭の男が酒気帯び運転の疑いで逮捕されました。男は容疑を否認しています。
23日午前11時20分ごろ、うきは市吉井町長栖の県道で乗用車がガードパイプに衝突して横転する事故がありました。
運転していた男は病院に運ばれ軽傷でしたが、看護師が男から酒のにおいがすることに気づき警察に通報しました。
警察が男の呼気を調べたところ、基準値の4倍以上のアルコールが検出されたため、酒気帯び運転の疑いで逮捕しました。

逮捕された男は小学校教諭
逮捕されたのは大刀洗町の公立小学校の教諭、田中満幸容疑者(55)です。
警察の調べに対し田中容疑者は「酒は飲んでいない検査でアルコールの反応が出たことがおかしい」と供述し、容疑を否認しています。
警察は田中容疑者がどこで酒を飲んだかなどについて調べています。

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