集団暴行、3日連続で…山梨学院高サッカー部
読売新聞 2013年6月8日(土)8時51分配信
甲府市の山梨学院高校サッカー部の3年生部員による集団暴行で、被害者の2年生部員が、鉄製パイプで殴られるなどの暴行を3日連続で受けていたことが7日、学校関係者への取材で分かった。
同校はこれまで、「暴行があったのは1日だけと聞いている」と説明していた。同部は、暴行に関与した部員7人をメンバーから外し、8日開幕する全国高校総体の山梨県予選に出場する予定。
2年生の男子部員は4月21日、部の寮で、先輩の7人から熱湯をかけられるなどの暴行を受け、病院で全治10日と診断されたことが判明していた。しかし、複数の関係者によると、部員は同19日にも、寮で3人から殴る蹴るの暴行を受け、20日には、2人から風呂場で熱湯をかけられ、長さ約70センチのパイプで太ももを殴られていた。5月25日に開かれた部の保護者会で、学校側が3日間に及ぶ暴行を説明したという。