韓国の尹錫悦大統領を内乱容疑で拘束 さらに弾劾審判も 今後の捜査や審判の見通しは

韓国の高位公職者犯罪捜査庁は1月15日午前10時33分に、ソウル・漢南洞の大統領公邸に籠城していた尹錫悦大統領に対する内乱容疑での拘束令状を執行したと明らかにした。尹大統領が昨年12月3日に出した非常戒厳に端を発した混乱は今後、大きな二つの流れに沿って展開していくことになる。内乱罪に対する尹氏への捜査と、憲法裁判所による弾劾審理だ。おそらく、尹氏には内乱罪で有罪になるだろう。拘束によって尹氏に対する世論も悪化し、憲法裁判所は尹氏を罷免する可能性がより高まったと言える。(牧野愛博=朝日新聞外交専門記者)

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