ホストクラブでのいわゆる「売掛金」を返済させるために、客の女性に性風俗店を紹介したなどしたとして、人材紹介会社の役員やホストが逮捕された事件で、大阪府警は18日、組織犯罪処罰法違反の疑いで新たに男を逮捕するなどしたと発表しました。 この事件をめぐっては、大阪府警が1月、ホストクラブの20代の女性客を広島県内の性風俗店に紹介するなどした疑いで、ホストの拾井大翔容疑者や、人材紹介会社「BANDE」の経営者、朴大介容疑者ら5人を逮捕していました。 女性は、拾井容疑者が当時働いていた大阪市北区のホストクラブで、未払い代金のいわゆる「売掛金」が約100万円あり、返済のために性風俗店を紹介されたということです。 警察は、朴容疑者の人材紹介会社が、女性を全国の性風俗店に紹介し、女性が稼いだ額の1割から2割を会社が店から受け取っていたとみて、捜査を続けていました。