ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』を原作ファンはどう見た?最終回前にぶっちゃける【微ネタバレ】

ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』が3月28日放送の第10話をもって最終回を迎える。 「以下に挙げる人物が逮捕・起訴されたとしたら、その人は冤罪です」——クリスマスイブの夜に殺された元警察官の山下春生(リリー・フランキー)は、娘の山下心麦(広瀬すず)に手紙を遺していた。そこに記された「冤罪」という言葉と数名の名前を手がかりにして、心麦は弁護士の松風(松山ケンイチ)とともに父の死の真相解明に乗り出す。事件はやがて、春生がかつて担当していた一家惨殺事件・東賀山事件と交錯していく——。 インパクト強めのタイトルに興味を掻き立てられるドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』は、二転三転する先の読めないストーリー展開のクライムサスペンスでありつつ、回を追うごとに登場人物たちが抱える暗い過去が明らかになっていく群像劇的なヒューマンドラマでもあり、「親と子」というテーマが幾重にも変奏されていくファミリードラマでもある。

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