2024年5月に益田市美都町の国道沿いで男性の遺体が見つかった事件で、益田警察署は、この事件の容疑者を特定し、3月28日に死体遺棄罪で松江地検に送致したことを明らかにしました。 この死体遺棄事件では、2024年5月2日に益田市美都町の国道のガード下の草むらで、身元の分からない男性の遺体が見つかりました。 警察は、遺体が現場まで運ばれて遺棄されたとみて、死体遺棄事件として捜査していました。 遺体で見つかった男性の特徴は、身長168センチくらい、白髪交じりの短髪で、腰と足に床ずれと見られる跡があり、右ひじに打撲や内出血とは異なる黒いアザ。発見された時の服装は、黒いTシャツに紺色のスウェットズボン姿で、紙おむつを付けていました。 一方で、遺体発見から半年が経った11月になっても犯人逮捕に至る有力が手掛かりがなく、体の特徴や発見当時の服装などの情報とともに、似顔絵や生前の顔を再現した画像を公開して、情報提供を呼びかけていました。 こうした中、益田警察署は、この事件の容疑者を特定し、事件から約11カ月経った3月28日、死体遺棄罪で松江地検に送致したと発表しました。