広末主演映画“お蔵入り” 制作側「続けるのは難しい」断念で奈良市もショック「大きな期待を寄せて…」

広末涼子容疑者の主演映画の製作が中止されたことが9日、分かった。7日の交通事故は、この映画の撮影で訪れていた奈良市から都内に戻る途中で起きていた。8日に傷害の疑いで現行犯逮捕されたことを受け、製作側が「映画の製作を続けるのはもう難しい」と関係者に伝えている。 映画関係者によると、今作は奈良市が舞台で、骨髄バンクをテーマにした作品。「今年秋から来年春にかけて公開予定で、広末さんの女優復帰作として大々的にPRするつもりだった」という。撮影は今月に入ってから始まっており、奈良市内をメインに都内ロケも含めて約2~3週間にわたって行われる予定だった。事故を起こした7日も奈良市内で撮影が行われており、広末容疑者も参加していたとみられる。関係者は現場での様子について「テンションの浮き沈みが激しく、周囲が戸惑うこともあった」と話している。 逮捕報道が出た8日には、奈良市役所周辺で予定されていた撮影が取りやめとなった。ロケ地の協力などをしていた奈良市役所には製作側から「撮影は中断します」と連絡があったという。 奈良市は製作に出資はしていなかったが、ロケ地の紹介やエキストラの呼びかけなどを積極的に行っていた。市の関係者は「広末さんの復帰作となれば話題となる可能性は大きかっただけに、市も大きな期待を寄せていた。今回の騒動には驚きと同時にショックも広まっています」と話した。 広末容疑者を巡っては2023年に人気シェフの鳥羽周作氏(46)とのダブル不倫が騒動になった時も、高知県須崎市を舞台にした主演映画の製作が中止となったことがある。関係者は「また地方の人たちの期待を裏切ることになってしまった。本当に残念だ」と話している。

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