覚せい剤所持の元中学校副校長に有罪判決/横浜地裁川崎支部

覚せい剤所持の元中学校副校長に有罪判決/横浜地裁川崎支部
2009年10月21日19時45分配信 カナロコ

 覚せい剤取締法違反に問われた東京・練馬区立中学校の元副校長、高橋三郎被告(53)の判決公判が21日、横浜地裁川崎支部であり、加登屋健治裁判官は「所持していた覚せい剤は少量とはいえず、教師に対する信頼を損なう結果で刑事責任は軽視できない」として、懲役1年6月、執行猶予4年(求刑・懲役1年6月)を言い渡した。

 加登屋裁判官は「教育者としての高い資質・能力を有するものと評価されていながら、教師としての本分を忘却し、己の欲望の赴くまま、覚せい剤の使用を継続した」と指摘。さらに「信頼してきた生徒、保護者ら学校関係者に多大な悪影響を与え、社会一般からの教師に対する期待・信頼を損なう結果をもたらした」と指弾した。

 判決によると、高橋被告は7月21日、自宅で覚せい剤約0・191グラムを所持したなどした。

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