日向の教諭強制わいせつ:被告、起訴内容を否認 懲役2年求刑−−地裁初公判 /宮崎

日向の教諭強制わいせつ:被告、起訴内容を否認 懲役2年求刑−−地裁初公判 /宮崎
2009年12月15日17時1分配信 毎日新聞

 体育館の女子更衣室で女子児童にわいせつな行為をしたとして強制わいせつ罪に問われた門川町上町、日向市立小学校教諭、川崎孝志被告(44)の初公判が14日、宮崎地裁延岡支部(安木進裁判官)であった。川崎被告は「触った事実はありません」と起訴内容を否認した。検察側は「恐怖感から抵抗できない被害者の肉体的苦痛、恐怖感は重大」として、懲役2年を求刑した。判決は来年1月25日。
 起訴状によると、川崎被告は7月29日午後5時45分ごろ、女児に指導名目で体育館の女子更衣室に行くように指示し、「汗をふいてあげる」などと言って女児の胸を触るなどしたとされる。
 検察側は女児を迎えに行った母親が「被告人が女子更衣室から小走りで出てきた。ズボンもパンツもはいていなかった」などと証言した調書を引用。「女子更衣室を使用すること自体が不自然極まりない。まして下半身裸になることはわいせつの意図を表す」と指摘した。【川上珠実】

12月15日朝刊

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