飲酒運転の中学教諭を免職＝千葉
2010年02月15日10時55分 時事通信
千葉県教育委員会は１２日、飲酒運転して物損事故を起こしたとして、木更津市立畑沢中学校の教諭（３４）を懲戒免職処分とした。教諭は事故から裁判所で有罪判決を受けるまでの１年余り、学校などに事故の報告をしていなかった。
県教委によると、教諭は２００８年１２月３０日未明、無車検で無保険の自家用車を飲酒運転し、木更津市内で電柱に衝突する物損事故を起こした。警察に逮捕されなかったものの、書類送検され、千葉地裁木更津支部から今月１日に道路交通法違反（酒気帯び運転）の罪で懲役１０月執行猶予３年の判決を受けた。
教諭は事故当時、中学３年生の担任で、生徒の受験を控え迷惑をかけたくなかったなどと話しているという。千葉県（千葉市を除く）の教職員の懲戒免職は今年度１２人目と過去５年で最も多い。（了）