元試験委員に罰金=看護師試験漏えい−広島簡裁
2010年2月24日21時5分配信 時事通信
看護師国家試験の問題内容を試験委員が漏えいしたとされる事件で、広島区検は24日、保健師助産師看護師法違反罪で宮地浩子元試験委員(49)を略式起訴した。広島簡裁は同日、罰金30万円の略式命令を出した。
起訴状によると、宮地元試験委員は昨年2月16日、副校長を務めていた広島県のJA広島厚生連尾道看護専門学校で、国家試験受験予定者17人に、実際の試験に出題予定のものに類似した問題62問を模擬試験として出したとされる。
山口弘明JA広島厚生連代表理事常務の話 多くの方に大変ご迷惑をお掛けしたことを改めておわびする。信頼回復に向け努力したい。