横浜教組、参院選前に民主党候補へのメッセージハガキ送付を指示

横浜教組、参院選前に民主党候補へのメッセージハガキ送付を指示
産経新聞 2010年9月8日(水)19時36分配信

 横浜市の小中学校の教職員らで組織する日本教職員組合(日教組)加盟の横浜市教職員組合(浜教組)が、7月の参院選前に教職員に対し、同選挙で改選された民主党の那谷屋(なたにや)正義参院議員に期待する「メッセージハガキ」を送るよう指示していたことが8日、分かった。市教育委員会は政治的中立であるべき教職員の組合活動を逸脱しているとして厳重注意する方針。

 同日開かれた市議会本会議の一般質問で自民党市議団が指摘し、市教委の見解を求めた。

 「メッセージハガキ」は、日教組が作成した。那谷屋氏の写真や政策などが掲載されたチラシと一体となっており、郵便はがき部分をは切り離す形。はがきの裏面は「なたにや正義さんに期待すること」と題した枠があり、教職員に所属や氏名とともに記入を求めている。

 浜教組は各学校を通じて教職員に「メッセージハガキ」を配布。日教組によると、全国78の加盟組織にも配布し、同様の活動が行われたという。

 はがきは、教職員が日教組へ直接投函(とうかん)できるようにあて先が日教組になっているが、浜教組は各学校ごとにまとめて浜教組本部へ送るよう指示していた。

 自民党市議団の山下正人市議は「集票行動ととれる。学校単位で集めることで教員を締め付けている」と指摘した。

 この日の市議会で市教委の山田巧教育長は「市民に疑念や不信を抱かせる行為は慎むべき」と答弁。浜教組に対し、厳重注意する考えを明らかにした。

 浜教組は産経新聞の取材に「(担当者が)今日中に電話に出られるか分からない」とした。日教組は「問題はないと思ってやった」などとコメントした。

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