個人情報:鳥大付属中全校生の情報紛失 教諭、USB盗難 /鳥取
毎日新聞 2011年6月15日(水)15時54分配信
鳥取大学は13日、付属中学校(鳥取市湖山町南4)の男性教諭(43)が車上荒らしに遭い、全校生徒465人の個人情報が入ったUSBメモリーなどを盗まれたと発表した。
同大によると、教諭は11日午後5時ごろ、鳥取市布勢の駐車場に止めていた車からノートパソコンやUSBメモリー、カメラなどが盗まれていることに気付いたという。
USBメモリーの生徒名簿には、名前▽性別▽電話番号▽住所▽保護者の氏名や職場−−などが記載されていた。また1学年約150人分のテストの成績や、授業風景の写真データなどもあったが、パスワード設定などはされていなかった。パソコンには、以前勤務した公立中学の個人情報も入っていた可能性があるという。
個人情報を持ち出すには管理職の許可が必要だが、今回は無許可だった。同校は今年度からパスワード付きのUSBメモリーを用意していたが、「年度替わりの忙しさで、配布できていなかった」(住川英明校長)という。【田中将隆】
6月15日朝刊