県立高の男性教諭 セクハラで懲戒免 静岡

県立高の男性教諭 セクハラで懲戒免 静岡
産経新聞 2011年8月23日(火)7時57分配信

 県教育委員会は22日、女子生徒の体を触り、セクハラ(性的嫌がらせ)行為を行ったとして、県東部の県立高校の男性教諭(40)を同日付で、懲戒免職処分とした。また、同教諭への管理責任を問い、同高校の校長を文書訓告処分にした。

 県教委によると、男性教諭は同高校の吹奏楽部の顧問を務めており、7月29日午後10時10分ごろ、吹奏楽部が30日開催の県東部大会出場に向けて宿泊していた焼津市内のホテルで、自室に部員の女子生徒を呼び、呼吸法を指導するといって、生徒が拒否するにもかかわらず、ベッドに寝かせて下着を脱がさせ、胸の間を手で触ったとされる。

 女子生徒が養護教諭に相談。教諭は県教委などの調べに、「息の使い方や呼吸の指導でやった。結果的に傷つけたことは申し訳ない」と話し、わいせつ目的は否定しているという。

—–

また教諭セクハラ処分 40歳の部活顧問、懲戒免職
2011/8/23 08:41 静岡新聞

 県教委は22日、県東部の県立高で吹奏楽部の顧問を務める男性教諭(40)が女子部員にセクハラ行為をしたとして、同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。寺田好弥県教育次長らが県庁で記者会見し、陳謝した。
 県教委によると、教諭は7月29日午後10時すぎ、大会参加のために宿泊していた焼津市内のホテルの自室に女子生徒を呼び出し、楽器演奏の呼吸方法を指導すると言って生徒の服の下に手を入れ、下着をはずさせるなどの行為をしたという。
 8月2日に被害生徒が同校の養護教諭に相談し、発覚した。教諭は「女子生徒を傷つけ申し訳ない」と話しているが、わいせつ目的は否定。結果的にセクハラ行為となったことは認めているという。教諭は吹奏楽部顧問歴は約10年で、指導に熱心だったという。県教委はこの教諭に関し、他の生徒への違法行為や過去の被害は「出ていない」とした。
 県教委の懲戒処分の公表基準によると、今回の不祥事は校名、教諭名とも公表対象となるが、県教委は「保護者から公表しないでほしいという強い意向があった」と説明し、公表しなかった。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする