飲酒運転:県立佐伯鶴岡高・事務長、容疑で検挙 県教育長「厳しい処分する」 /大分
毎日新聞 2011年11月20日(日)14時51分配信
◇会見で陳謝
県立佐伯鶴岡高の事務長(60)が19日未明、飲酒運転の疑いで県警高速隊に検挙された。同日午後、野中信孝県教育長が会見して明らかにし、「飲酒運転が社会問題化している中で、学校の幹部職員が不祥事を起こし、残念の極み。(免職も含めて)厳しい処分をする」と述べた。【古田健治】
県教委などによると、同日午前1時ごろ、東九州道佐伯インター入り口から1・5キロ先の路肩に車が止まっているとの通報を受けた県警高速隊が駆けつけ、飲酒検知したところ、呼気1リットル中に0・15ミリグラム以上のアルコールが検出されたという。事務長は県教委の聴取に対し「大変申し訳ないことをした」と悔やんでいるという。
会見に同席した同校の佐藤則行校長らによると、18日にPTAとの懇親会があり、午後7時ごろから佐伯市内の居酒屋とスナックで飲酒した。19日午前0時ごろ、教頭と共に泊まることになっていた旅館に向かったが、事務長は道に迷い、懇親会場近くに駐車していた車に乗り、大分市の自宅に向かったらしい。事務長は「理性を失っていた」などと話している。運転不可能と本人が判断し、路肩に止まったという。
21日に県立高校の臨時校長会を開き、再発防止の徹底を訴える。
11月20日朝刊