公立小中教職員の不適切勤務:過払い給与返納、12月から開始へ−−道教委 /北海道

公立小中教職員の不適切勤務:過払い給与返納、12月から開始へ−−道教委 /北海道
毎日新聞 2011年11月25日(金)11時51分配信

 道内の公立小中学校教職員の不適切な勤務を巡る問題で、道教委は24日、12月から会計検査院に指摘された過払い分の給与を教職員から返納させる手続きに入ることを明らかにした。給与のうち、義務教育費国庫負担金(全体の3分の1)は今年度末をめどに、文部科学省に全額返還する。同日の道議会文教委員会で、自民党・道民会議の佐藤禎洋氏(小樽市)の質問に答えた。
 道教委は検査院から入手した資料を基に、不適切な勤務で給与を過払いした教職員一人一人の返納額を精査したうえで、納入通知書を送る方針。20日以内の納付期間を過ぎても応じない場合、さらに督促状を出して返納させる。【千々部一好】

11月25日朝刊

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