県立大講師 強制わいせつ容疑で逮捕
2012年3月15日 読売新聞
温泉施設で女性店員の下半身を触ったとして、広島県警広島西署は13日、盛岡市黒石野、マダガスカル国籍で県立大ソフトウェア情報学部講師ラマムジスア・ダビド容疑者(46)を、強制わいせつの疑いで現行犯逮捕した。
発表によると、ラマムジスア容疑者は同日午後6時半頃から約1時間、広島市佐伯区にあるスーパー銭湯で女性店員(23)からマッサージを受けた際、店員の下半身を無理やり触った疑い。
女性店員が助けを求めたため男性店員がラマムジスア容疑者を取り押さえた。ラマムジスア容疑者は「脚と手を触ったが、いやらしいことはしていない」などと否認しているという。
県立大によると、ラマムジスア容疑者は、広島市立大で13〜16日に開かれる学会に出席するため、11日から出張していた。同容疑者は、1998年の大学開学時からソフトウェア情報学部の助手で、2002年から講師。職員が逮捕されるのは開学以来初めてで、佐々木民夫副学長は「このような事態が生じたことは極めて遺憾で、県民をはじめ関係者の皆様に深くおわび申し上げる」と謝罪した。