合格発表の掲示に合格者の名なし…驚きの理由は
読売新聞 2012年3月22日(木)19時33分配信
愛知県教育委員会は22日、同日午前にあった県立高校の合格発表の際、2校で掲示ミスがあったと発表した。
2校は、受験生のいる中学校を通して、生徒や保護者に連絡、謝罪した。
瀬戸北総合高校(瀬戸市本郷町)では午前10時、生徒用昇降口に試験(志願者479人)の結果を掲示したが、耐火金庫に保管していた昨年の試験結果の紙を誤って張り出した。約3分後に同校教諭が気づき、今年の用紙に張り替えた。
足助高校(豊田市岩神町)では午前10時、体育館横のホワイトボードに試験(志願者184人)の結果を掲示し、10枚のうち3枚(47人分)を張り忘れた。生徒を引率してきた中学教諭から掲示が足りないのではと指摘があり、約20分後に残り3枚を掲示したという。
県教委高等学校教育課によると、合格者数は瀬戸北総合が206人、足助は103人。掲示を見て合格と思って帰宅し、後で不合格を知った生徒もいたという。同課は「単純ミスで迷惑をかけ、生徒や保護者、中学校に申し訳ない。再発防止を徹底する」としている。