堀越学園:元理事長宅の競売開始 回収機構が差押登記−−地裁高崎支部決定 /群馬

堀越学園:元理事長宅の競売開始 回収機構が差押登記−−地裁高崎支部決定 /群馬
毎日新聞 2012年6月30日(土)11時14分配信

 学校法人堀越学園(高崎市、大島孝夫理事長)の経営問題で、同学園の借入金の担保として提供された堀越哲二元理事長(64)の自宅など不動産に対し、前橋地裁高崎支部が競売開始決定したことが29日、関係者への取材でわかった。担保権を持つ整理回収機構(本社・東京)は、同決定を受け差押登記をしている。同機構は「個別の案件について答えない」としているが、同学園の債務処理を進めるため、教育に直接関係のない不動産の処理に着手したものとみられる。
 登記記録などによると、競売開始決定は6月6日付で、対象は堀越元理事長名義の同市乗附町にある自宅敷地と2階建て住宅▽同市歌川町のマンション9階の1室▽家族と共有名義の自宅隣接地。
 これらの不動産に対しては07年6月、群馬銀行が堀越学園を債務者とする極度額7000万円の根抵当権を設定した。同債権は11年2月、学校用地などに設定された担保権とともに、同銀行から整理回収機構に譲渡されている。
 学園関係者によると、債権譲渡後、学校運営に直接支障のない不動産などを任意売却して借入金の弁済に充てるよう、同機構から求められていたが、処分は進んでいなかったという。このため、同機構が法的措置に踏み切ったとみられる。
 取材に対し堀越元理事長は「理事長時代に連帯保証したもの。法的措置もやむを得ない」と話した。【増田勝彦】

6月30日朝刊

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