スクールバス転落 酒気帯び容疑で講師逮捕

スクールバス転落 酒気帯び容疑で講師逮捕
河北新報 2016/12/26(月) 10:40配信

 25日午前7時ごろ、盛岡市長橋町の諸葛(もろくず)川沿いの市道で、盛岡中央高のスクールバスが道路右側のガードレールを突き破って約3メートル下の河川敷に転落した。乗っていた同校アイスホッケー部の男子生徒3人が頭や腰などを打ち、軽いけがをした。

 盛岡西署は酒気帯び運転と自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、バスを運転していた同市みたけ4丁目、同校講師米沢真人容疑者(24)を現行犯逮捕した。容疑を認めており、同署はいつ飲酒したのかなどを調べる。

 高校によると、米沢容疑者は本年度任用され、地理の授業を受け持ちながらアイスホッケー部顧問を務めている。部員の生徒を乗せて市内の屋内スケートリンクに練習に向かう途中だった。日頃から、アイスホッケー用の道具をバスに積み、生徒と共に練習場所に移動していた。

 同署によると、現場は片側1車線の見通しの良い緩い左カーブ。路面は当時、乾燥状態だった。

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スクールバス転落 酒気帯び容疑の講師逮捕で高校が陳謝/岩手・盛岡市
IBC岩手放送 2016/12/26(月) 20:35配信

 25日に岩手県盛岡市の盛岡中央高校のスクールバスが河川敷に転落し、運転していた講師の男が酒気帯び運転の疑いで逮捕された事件で、26日、高校が会見を行って陳謝しました。
 会見では盛岡中央高校の富澤正一校長らが謝罪し、逮捕までの経緯や生徒のけがの程度について説明しました。
 この事件は25日午前7時ごろ、盛岡市長橋町で盛岡中央高校のバスがガードレールを突き破って3メートルほど下の河川敷に転落し、講師でアイスホッケー部顧問の米沢真人容疑者24歳が酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されたものです。バスに乗っていたアイスホッケー部の男子生徒3人がじん帯損傷などのけがをしました。
 学校によりますと米沢容疑者は今年4月に地歴公民の講師として採用され、1年生の担任を務めていました。事故を起こす前の夜は、寮監として当直勤務していて、米沢容疑者がいつ、どこで飲酒したのかは分かっていません。
 部活動は年内は休止とし、1月のインターハイ出場についても検討中です。富澤校長は、本人から事情を聴いた上で厳正に処分すると話しています。学校は26日午後7時から保護者説明会を開き、27日、臨時集会で全校生徒に報告するということです。
 米沢容疑者は26日午後1時前に盛岡地検に身柄を送られ、警察と検察が調べを続けています。

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