女子中学生いじめ自殺 メモ“隠ぺい”問題…「遺族に寄り添う姿勢欠ける」第三者委が指摘
関西テレビ 2019/9/30(月) 12:13配信
神戸市教育委員会が、女子中学生の自殺をめぐりいじめに関するメモを隠ぺいしていた問題で、第三者委員会は「遺族に寄り添う姿勢が欠けていた」と指摘しました。
神戸市教育委員会の組織体制などを見直す第三者委員会は、最終報告書を提出しました。
3年前、神戸市垂水区でいじめを受けていた女子中学生(当時14)が自殺した問題では、教育委員会がいじめに関するメモを“隠ぺい”していたことが発覚しました。
最終報告書によると、いじめに関する情報提供を遺族が求めたことについて、神戸市は「教育委員会の担当者と校長だけが把握していた」と説明していましたが、実際は担当課で情報共有されていたことが新たにわかりました。
第三者委員会は「組織として、危機管理意識や遺族に寄り添う姿勢が欠けていた」と指摘しています。