1件はいじめ認定 重大事態3件の調査終了 「初期段階の組織的対応なされず」 鹿児島市教委
南日本新聞 2023/4/27(木) 15:00配信
鹿児島市教育委員会は26日、市立中学校、高校で発生した「いじめ防止対策推進法」に定める重大事態3件の調査を終えた、と市議会市民文教委員会で報告した。1件はいじめを認定し、2件は加害者特定に至らなかった。被害生徒はいずれも心身に苦痛を感じており、市教委は今回明らかになった課題を踏まえて再発防止に取り組む。
市教委によると、被害者は2021年に当時中学1年生、22年に当時高校1年生と当時中学1年生だった生徒。いずれも学校主体で調査し、22年の当時中学1年生は生徒2人から悪口を言われていたと認定した。結果は保護者、本人に報告し、了承を得たという。
3件の調査報告では、「初期段階に組織的な対応がされてなかった」「不安を抱えて入学する1年生への指導をより充実する必要がある」などの課題が指摘された。市教委ではこれ以外に、学校主体で1件、第三者委員会で6件を調査中。