電車内で体液かけた疑いで逮捕 元小学校教師を不起訴処分 東京地検
テレビ朝日系(ANN) 2023/5/15(月) 18:46配信
電車内で10代の女子学生に自分の体液をかけたとして逮捕された元小学校教師について、東京地検は不起訴処分としました。
元小学校教師の男性(29)は、JR埼京線の車内で、10代の女子学生の服に体液をかけた疑いで逮捕されました。
警視庁の取り調べに対して「性欲を満たすためにやった」と容疑を認めていたということです。
東京地検は12日付けで男性を不起訴処分としました。理由は明らかにしていません。
男性はに痴漢行為をしたとして小学校教師を懲戒免職になっていました。
小学校教師だった男が、電車の中で、女子生徒のスカートに、自分の体液をかけた疑いで逮捕された。男は、去年、別のチカン事件で逮捕されていて、体液のDNA型から、容疑者として浮上したという。
警視庁池袋署によると、器物損壊の疑いで逮捕されたのは、神奈川県藤沢市の元小学校教師・石川雄幾容疑者(28)。
石川容疑者は、今年2月1日と9日の朝、東京の赤羽駅から池袋駅に向けて走行中のJR埼京線の車内で、10代の女子生徒2人の制服のスカートに、自分の体液をかけて、損壊した疑いが持たれている。
犯行時間は、いずれも午前8時から午前8時半ごろの間で、車内は満員状態だったという。1件目と2件目は別の女子生徒で、それぞれ、スカートに体液が付いていることに気づき、警視庁に被害を訴え出ていた。
神奈川県内で公立小学校の教師をしていた石川容疑者は、去年3月、電車内で女子高生にチカンをしたとして逮捕され、懲戒免職となっていた。
池袋署が、スカートに付着していた体液のDNA型を調べたところ、石川容疑者のものと一致。さらに、防犯カメラの映像解析などから、石川容疑者の関与が特定され、逮捕に至ったという。調べによると、石川容疑者は、事件当日、午前7時ごろに赤羽駅に到着し、好みの女性を物色。
たまたま見かけた女子生徒の後をつけて、犯行に及んだとみられている。調べに対して石川容疑者は「2件とも自分がやったことです。私の性欲を満たすためでした。今回も含めて、4〜5件やりました」と供述。池袋署は余罪を追及する方針だ。
23日夜、小田急線の電車内で女子高校生の下半身を触ったとして、寒川町立小学校教諭の27歳の男が県警に逮捕されました。
県迷惑行為防止条例違反などの疑いで逮捕されたのは、藤沢市に住む寒川町立小学校教諭の27歳の男です。
県警によりますと、男は、23日午後8時過ぎ、小田急線の下北沢駅から登戸駅を走行中の電車内で、高校1年の女子生徒の下半身を触るなどした疑いが持たれています。
女子生徒が、男の手をつかんで、登戸駅で駅員に引き渡しました。
調べに対し、男は、「間違いありません」と容疑を認めているということです。
県警が、当時の状況などを詳しく調べています。 教員の逮捕を受けて県教育委員会は、「事実関係を速やかに確認し、厳正に対処する」としています。