警察官などをかたり「保釈金」を要求する手口のニセ電話詐欺で、長崎県大村市の男性が現金1264万円をだまし取られました。 被害にあったのは、長崎県大村市に住む20代の会社員の男性です。 警察によりますと12月、男性の携帯電話にソフトバンク社員を名乗る男から「あなた名義の番号から静岡県内に住む人に投資詐欺の迷惑メールが来ている」「警察から利用停止の要請が来ている」と電話がありました。 続けて、警察官や検事を名乗る男らから「特殊詐欺の犯人として逮捕する必要があるが、保釈金を振り込めば逮捕を免れることができる」などと電話があり、これを信じた男性は現金あわせて1264万円を指定された口座に振り込み、だまし取られたということです。 警察はニセ電話詐欺事件として捜査しています。