『2週間以内に出頭してもらわないと逮捕する』“山梨県警”かたる不審電話 告げられた巧みな言葉

警察官などを騙る電話詐欺が山梨県内で3件500万円あまりの被害がありました。 山梨県警を騙る不審な電話がきたという男性を取材すると悪質で巧妙な手口がみえてきました。 電話の男: 『山梨県警のコンドウと言いますけど、○○さんの電話で間違えないですか』 3日午前9時すぎ、北海道在住の60代男性にかかってきた山梨県警をかたる男からの電話が…。 男性の名前をフルネームで告げてきたと言います。更に… 電話の男: 『詐欺グループの共犯者としてあなたの名前があがっております』 山梨に行ったこともなく、詐欺グループにも関わってない男性は「どういうことですか」と聞き返しました。 電話の男: 『マネーロンダリングにあなたの口座が使われている』 『2週間以内に出頭してもらわないと逮捕する』 突然、身に覚えのない容疑をかけられた男性。 不審に思い相手の電話番号を確認すると下4桁が「0110」で警察で使用される番号だったといいます。 しかし、なぜか発信元は国際電話。 改めて所属や階級を確認すると… 電話の男: 『私は警視庁の警部補でコンドウといいます』 山梨県警とかたっていたのに警視庁と名乗り始めたことや国際電話だったことなどを不審に思い電話を切り、地元の警察署に相談をし、被害にあうことはありませんでした。 北海道在住の60代男性: 「警察官らしいような淀みない話し方ですね、きっぱりと言ってくるような感じでセリフもちゃんと練習しているのかなという感じで」 警察庁によりますと今年1月から2月末までの警察官をかたる特殊詐欺の認知件数は1039件で、被害額はおよそ106億円にのぼり全国で急増しています。 県内でも今年2月には南アルプス市の70代男性が金塊3本およそ1800万円相当が、大月市の40代男性は現金1000万円をだまし取られています。 山梨県警 生活安全企画課 曽我賢一郎次席 「警察からあなたが捜査対象となっているなどと電話で伝えることはありません。警察がお金を振り込ませたり、預かる、キャッシュカードを預かり、暗証番号を聞くことも絶対にありません」 警察官をかたる不審な電話がかかってきた場合は相手から言われた番号には絶対に折り返さず、落ち着いて対応することが必要です。

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