257万着服の教員を懲戒免職 兵庫
2008/11/11 23:19更新 産経新聞
兵庫県教育委員会は11日、教材費や修学旅行費として保護者から集めた積立金から約257万円を着服したとして、川西市立牧の台小学校の女性教諭(52)を懲戒免職処分にした。私立大学に通う長男の学費などにあてていたという。
県教委によると、教諭は6年生の会計担当者。今年3〜9月、出金伝票を偽造するなどして、教材費や修学旅行の積立金などの銀行口座などから約451万円を引き出し、そのうち約257万円を私的に流用していた。
また、県教委は通帳や印鑑の管理が不十分だったとして、同日付で校長(58)を戒告処分にした。