小学校教諭ら本格捜査へ 詐欺関与認識?携帯を譲渡

小学校教諭ら本格捜査へ 詐欺関与認識?携帯を譲渡
産経新聞 2010年10月20日(水)7時57分配信

 群馬県内に住む小学校教諭の男(41)が、詐欺に悪用される恐れがあると知りながら、自分名義で契約した携帯電話を知人の男(32)と女(23)に譲り渡していた疑いがあることが19日、捜査関係者への取材で分かった。全国では男女が関与したとみられる計約20件、被害総額約300万円のネットオークション詐欺が発生しており、警視庁は近く、詐欺容疑で3人の本格捜査に乗り出す方針。

 捜査関係者によると、教諭は平成20年以降、携帯電話の新規契約と解約を数回繰り返していたことが判明。これらの携帯電話は、複数のオークション詐欺に使用された疑いがあるといい、警視庁は教諭が男女による詐欺行為への関与を認識した後も、自身名義の携帯電話を譲り渡していたとみて、事件の全容解明を進める。

 調べによると、教諭は昨年12月、男女に譲り渡す目的を隠し、埼玉県内の販売店で携帯電話1台を契約した疑いが持たれている。男女は同月、携帯サイトに「都合で行けなくなったコンサートのチケットを売る」とうそを書き込み、購入を申し出た東京都内の20代の女性に対し、教諭から受け取った携帯電話で代金の支払い方法を指示するなどして、約1万4千円を振り込ませ、だまし取った疑いが持たれている。

 事件をめぐっては、男が自分名義の携帯電話でネットオークションサイトにアクセスし、チケットの買い手を募集。男女は購入を名乗り出た女性に対して、教諭名義の携帯電話で直接会話したり、電子メールを送ったりして信用させ、女の銀行口座に現金を振り込ませたという。

 男女は現在、教諭名義で契約している群馬県内のアパートに居住。近くに住む教諭はアパートをたびたび訪問し、携帯電話で男女と頻繁に連絡を取り合っていたとみられる。女は以前勤務していた飲食店で教諭と知り合ったという。

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「嵐」のチケット売ると詐欺 男女2人逮捕
産経新聞 2010年10月20日(水)16時56分配信

 携帯サイトに人気アイドルグループ「嵐」のコンサートチケットを売ると架空の書き込みをして現金約1万5千円を詐取したとして、警視庁捜査2課は20日、詐欺の疑いで、ともに群馬県伊勢崎市茂呂町に住むアルバイト、佐藤ひかる容疑者(23)と無職、鹿沼広樹容疑者(32)を逮捕した。同課によると2人は容疑を認めている。

 犯行に使用した携帯電話は、小学校教諭から譲り受けた疑いがあり、同課が慎重に裏付けを進める。

 同課によると、佐藤容疑者らは平成21年9月〜22年1月、同様の手口でほかにも計5人から約72万円を詐取したとみられ、携帯電話は「知人から預かった」などと供述しているという。

 逮捕容疑は21年12月上旬ごろ、携帯サイトの掲示板に「急な研修会で出張になるため、『嵐』のコンサートチケット4連番譲ります」と虚偽の書き込みをし、東京都中野区内に住む無職女性(23)にチケット2枚分の料金1万4千円を振り込ませ、だまし取ったとしている。詐取した金は生活費に充てていたという。

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