教職員不祥事:根絶へ県コンプライアンス対策本部会議 信頼、尊敬回復へ討論 /長崎

教職員不祥事:根絶へ県コンプライアンス対策本部会議 信頼、尊敬回復へ討論 /長崎
毎日新聞 2011年5月18日(水)13時27分配信

 相次ぐ教職員の不祥事を根絶しようと「県公立学校教職員コンプライアンス対策本部」の第2回会議が17日、長崎市であった。不祥事発生の背景について、教育心理学者の村田義幸・前長崎大教育学部長が講義し、対策を話し合った。
 対策本部は校長会や教職員組合、PTA連合など17団体の代表が委員を務める。冒頭、渡辺敏則県教育長が、教職員研修で中村法道知事自ら異例の講話をしたことに触れ「県政にとって深刻な課題ということ。一致団結して取り組みを」とあいさつした。
 村田さんは「教諭は本来、信頼と尊敬の対象。不祥事で性的被害にあった児童は人を信頼することを恐れ、自分への誇りも失う」と危惧。「犯罪を起こす可能性は外から見えず、採用試験の適正検査でも分からない。ブレーキになる愛着のある対人関係を職場でもつくっていくべきだ」と話した。
 県教委は席上、臨時教員の能力を重視して、採用試験の一部を免除する制度を今年度から特別支援学校にも拡充することを発表。将来は、県立高校へも広げていくという。また、採用試験で面接を複数回実施する▽社会貢献活動、社会体験研修を拡充する−−などの対策案も示した。【蒲原明佳】
〔長崎版〕

5月18日朝刊

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