不正経理の元教授に1億4千万請求…山口大提訴
読売新聞 2011年9月12日(月)15時0分配信
山口大(丸本卓哉学長)の研究費不正経理問題で、同大が、大量のパソコンなどを偽装購入したとして懲戒解雇したに、総額約1億4367万円の損害賠償を求め、山口地裁に提訴していたことが分かった。
提訴は1日付。
訴状によると、元教授は2004〜09年、光学機器商社(本社・広島市)の担当者に指示して実験用の発光ダイオード(LED)などを購入したように装い、パソコンやデジタルカメラなど計869点を納品させ、大学から業者の口座に500回以上にわたって代金約1億3000万円を振り込ませたとしている。
元教授は大学の内部調査に対し、「研究目的で購入した」と説明しているが、同大は「購入した機材の一部は市場に出回っており、換金目的で、人気商品を複数台購入していた」などと主張している。同大は昨年2月、元教授を懲戒解雇とし、同6月に詐欺罪で山口地検に告訴している。