大津市 いじめ自殺 7月26日分

県教育長「迅速に連携を」、大津・いじめ自殺受け/神奈川
カナロコ 2012年7月26日(木)0時0分配信

 県教育委員会の藤井良一教育長は25日、藤沢市善行の県立総合教育センターで開かれた県立学校校長向けの学校経営研究協議会に出席し、「いじめを把握した際には、学校で抱え込まず、速やかに県教委に報告し連携して対応してほしい」と講話した。大津市でのいじめ自殺を受けての措置という。

 会議には168校の校長が出席。藤井教育長は24日に出した「いじめを絶対に許さない緊急アピール」を読み上げ、「相談しやすい信頼関係を築き、問題が起きた際は連携し全力で取り組んでほしい」と呼び掛けた。

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日常的だった大津のいじめ 教室内の同級生も「怖かった」
NEWS ポストセブン 2012年7月26日(木)7時6分配信

 滋賀県大津市で中学2年生の男子生徒がいじめを原因に自殺した問題で、これまで以下のような証言が、生徒、あるいは保護者を通じてメディアに流れている。

「体育祭の日、陸上競技場で観客席の鉄柵に縛りつけられて、いつもの3人から『でかい声で万引きしましたっていえや』と怒鳴られとった」
「泣きながら『万引きしました』っていうところを、3人が喜んで、携帯の動画で撮影してた」
「押さえつけられて、蜂を食わされそうになった」

 男子生徒が縛りつけられた体育祭があったのは、自殺の2週間ほど前だ。いじめグループから、再三万引きを強要されていたと話す同級生もいる。

 こうしたいじめに対し、男子生徒の父親は、暴行、恐喝、脅迫など6つの容疑で、加害生徒を大津署に告訴。7月18日に同署に受理された。捜査の対象となる加害少年は3人。

 リーダー格は高台の高級住宅地に住むAで、小学校のころから成績優秀な模範生だった。学校行事に協力的な母親は、PTA会長を務めたこともある地域の顔役だ。Aと同じ住宅地に住むBも、医学部出身の父を持つ裕福な家庭である。Cのみは両親の離婚、養育者である母の再婚という、やや入りくんだ事情を抱えていた。

 この3人組に引きこまれる格好で男子生徒がオンラインゲームの仲間に加わったのは、昨年の夏だったという。同級生たちの話から、以降の学校生活が浮かび上がる。

「トイレや廊下で殴られたり蹴られたり。顔や腹には青たんができとった」
「教科書や成績表も破られていた」
「パンツごとズボンを脱がされることもしょっちゅうやった」

 男子生徒が多額の金を口座から引き出し、さらに祖父母の財布からも抜きとった使途不明金があることも判明している。総額は40万円にもおよぶ。さらには自殺の数日前、いじめグループの2人が男子生徒の部屋に押し入り、室内をめちゃくちゃに荒らしてもいる。

 3人組の暴行、恐喝は、ひと目をはばかることなく、日常的だったのである。同級生のある母親は、教室内にいた大勢の「傍観者」の心中を代弁した。

「たしかに息子は当事者の近くにはいましたけど、最初はいじめかどうかよくわからなかったようですし、へたにかかわって自分がいじめの対象になることも怖かった。まぁ、このことは自分には関係ないとどこかで思ってたみたいですね」

※女性セブン2012年8月9日号

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大津の中2自殺、生徒の聞き取り開始…滋賀県警
読売新聞 2012年7月26日(木)11時8分配信

 大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒が自殺した問題で、滋賀県警は26日、男子生徒が通っていた中学校の生徒らへの聞き取りを開始した。

 当時の2、3年生のうち、市教委の全校アンケートにいじめの情報を実名で記した生徒を中心に情報を集める。

 捜査関係者によると、生徒の聞き取りを夏休み中に終えるため、教職員や市教委関係者らは先送りする方針。アンケートにあった「教諭のいじめ目撃」などの証言があれば、当該教諭から事情を聞くという。

 聞き取りを受けるにあたり「こんなことを話していいのか」などと不安を抱く生徒のために、犯罪被害に遭った未成年らを支援する県警の「少年サポートセンター」が、生徒専用の相談電話を来週中にも開設する。

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大津いじめ 生徒への聴取始まる 自殺直後のアンケート記名回答者中心に
産経新聞 2012年7月26日(木)12時14分配信

 大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒=当時(13)=が自殺した問題で、滋賀県警は26日午前、在校生徒への聴取を始めた。対象は自殺直後の全校アンケートで記名回答した卒業生を含む生徒ら約150人が中心で、男子生徒へのいじめがどのようなものだったのかを調べる。

 アンケートで記名回答した以外の生徒らに対しても必要であれば、事情を聴き、8月中に終える方針。9月以降に立件の可否を判断する。男子の父親は18日に、暴行や恐喝、窃盗などの6つの罪で男子の同級生3人を告訴しており、県警は今月11日に学校や市教委を家宅捜索した暴行容疑以外での立件も視野に捜査している。

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大津いじめ、同級生ら300人事情聴取
TBS系(JNN) 2012年7月26日(木)12時33分配信

 去年10月、滋賀県大津市でいじめを受けていた中学2年の男子生徒が自殺した問題で、警察は26日から同級生ら生徒たちへの事情聴取を始めます。

 男子生徒の自殺をめぐっては、学校や教育委員会のずさんな調査が明るみになり、7月になって警察が学校などを捜索するなど捜査に乗り出しました。すでに警察は教師らへの事情聴取を始めていますが、26日からは、学校が実施したいじめに関するアンケートに実名で記入した同級生らを中心に、およそ300人から聴取を行います。聴取は保護者同伴で行われるということです。

 いじめていたとされる同級生3人の聴取は最後になるとみられますが、3人は男子生徒の遺族が損害賠償を求めている裁判で、「いじめではなく遊びだった」と主張しています。伝聞情報も多いことから、警察では慎重に裏付けを進める方針で、立件できるかどうかの判断は9月にずれ込む可能性もあるということです。(26日10:54)

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大津いじめ自殺 当時の在校生らの聴取始まる
テレビ朝日系(ANN) 2012年7月26日(木)13時28分配信

 大津市でいじめを受けていた中学生が自殺した問題で、滋賀県警は、26日から当時の在校生らへの事情聴取を始めます。

 聞き取りは、学校のアンケートで「自殺の練習をさせられていた」などと記名で回答した生徒を中心に実施され、生徒の心理的負担を考慮し、保護者の同席を求めるということです。警察は、すでに教員への聴取を一通り終えていて、いじめの実態の裏づけを進めています。一方、学校が去年11月、男子生徒の自殺後に初めて開いた保護者説明会の内容が明らかになりました。
 男子生徒の父親:「アンケートの中身は、読んでいても吐き気すらするような内容。何があったのか把握できてないまま、子どもたちの不安が取り除かれていない」
 男子生徒の父親が再発防止を訴える一方で、いじめたとされる生徒の両親も発言し、「いじめられるのが嫌なら学校に来ていないはず」「いじめという判定を取り消してほしい」といじめの存在を否定。「アンケート調査の結果は主観が入っていて偏っている」などとアンケートそのものを疑問視する発言もしました。

提供:保護者

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大津・中2自殺:県教委、いじめ問題を協議 早期発見の体制作りへ /茨城
毎日新聞 2012年7月26日(木)13時57分配信

 大津市で市立中学2年の男子生徒が自殺した問題を受け、県教委は25日、臨時の教育委員協議会を県庁で開き、いじめ問題への対応について話し合った。31日には各市町村教委の教育長、8月1日には教育委員長をそれぞれ集めて意見交換の場を設け、いじめの早期発見につなげるための体制作りに乗り出す。
 協議会には福岡和子教育委員長と小野寺俊教育長を含む教育委員6人などが参加し、約2時間にわたり非公開で行われた。協議会後に記者会見した福岡氏らによると、委員からは「早期発見のため、教師の気づきの力をどう向上させるかが大事だ」との意見が出たほか、いじめを発見した際に保護者と共に対応策を練る学校の例が紹介されたという。小野寺氏は今後の県としての対応方針として「まずは先生がいじめに気づくこと。PTAや地域とも連携し、いじめを見過ごさない体制をつくっていかなければならない」と強調した。
 県教委は今回の問題を受け、今年4月から今月19日までの県内の状況を各市町村教委を通じて電話で緊急調査した。県内の全公立小中学校780校を対象に行ったところ、計1831件(小学校1101件、中学校730件)の認知件数があったという。
 また、県教委が99年から開設している電話相談「子どもホットライン」(029・221・8181)には、いじめに関する相談が今月1〜19日に24件あり、昨年同期と比べて増加傾向にあるという。【鈴木敬子】

7月26日朝刊

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在校生の聴取開始 大津中2自殺で滋賀県警
京都新聞 2012年7月26日(木)14時29分配信

 大津市のマンションで昨年10月、中学2年の男子生徒=当時(13)=が飛び降り自殺した問題で、滋賀県警は26日午前、亡くなった生徒が通っていた中学校の在校生を対象とする本格的な事情聴取を開始した。
 県警は、男子生徒と同学年だった3年生約300人を中心に、卒業生や2年生にも対象を広げ、話を聞く。当初は夏休みが始まる21日からの聴取を予定していたが、学校と連携して捜査への協力を呼びかけたり、在校生の心理的負担を考慮して一時延期していた。
 県警は、専従捜査班の40人態勢で、これまでに学校や市教育委員会などから押収した全校アンケートの原本や、教師がつけた日誌などの資料を分析。すでに男子生徒の当時の担任などの聴取を行っている。8月末までに生徒への聴取を終え、いじめをしていたとされる同級生3人の立件の可否を判断する。
 男子生徒の父親(47)は18日、暴行や窃盗、恐喝など六つの容疑で大津署に告訴し、同署が受理している。

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<大津・中2自殺>生徒ら聴取始まる…学校、心のケアに腐心
毎日新聞 2012年7月26日(木)16時1分配信

 大津市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が自殺した問題で、滋賀県警による在校生らの本格的な聴取が26日始まり、生徒たちの心のケアが急務となっている。県教委は夏休み中もスクールカウンセラーを常駐させ、学校は家庭訪問や生徒の登校日を設けて教員との会話を増やし、不安解消に努める。

 県教委は、20日まで配置予定だったカウンセラーを夏休み中も1人常駐させることにした。状況に応じて市教委のカウンセラーも加わり、最大3人態勢で生徒の相談に応じる。

 また市教委や学校は、受験を控えた3年生を除く1、2年生(581人)を休み中も最低2回登校させ、担任ら教員と対話する取り組みも始めた。特に配慮が必要な生徒には教員が家庭訪問し、状況を確認する。

 昨年10月に起きた男子生徒の自殺は、直前の夏休みを境に、いじめたとされる同級生らとの関係が変化したとみられている。夏休みの取り組みは、生徒同士の人間関係の小さな変化をいち早く察知する狙いもあるという。

 市教委の葛野一美・部次長は「事情聴取で、夏休みを楽しみにしていたはずの子どもたちの動揺が心配」と話している。【千葉紀和】

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「寄り添う教育」アピール=大津のいじめ問題受け―日教組
時事通信 2012年7月26日(木)17時35分配信

 日教組は26日、盛岡市内で開いた中央委員会で、大津市で中学2年の男子生徒がいじめを受け自殺した問題を受け、教職員が子どもたちに関わることを最優先し、子どもたちが互いに支え合う教育を目指す姿勢を示した「子どもたちに寄り添う教育を問い直すアピール」を採択した。
 アピールは「残念ながら、先生に相談できない、相談しても何もならないという声がある」と指摘。「本来、学校は子どもが安心できる居場所となっていなければならない」と強調し、教職員の協力や、地域などとの連携を呼び掛けている。 

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「どうせ何もしてくれない」 大津いじめで生徒が「学校不信」
J-CASTニュース 2012年7月26日(木)18時42分配信

 滋賀県大津市の市立中学2年の男子生徒がいじめを受け、自殺した問題で、元同級生や在校生らによるいじめの実態の証言が続々と出てきている。

 そうした生徒らはメディアに対し「学校への不信感」を口にしている。ここまで学校が生徒に不信感を抱かせてしまった理由は何なのだろうか。もはや学校にいじめ問題の解決を求めることは難しいのだろうか。

■いじめを見ても「言わないでおこう」

 2012年7月23日付の読売新聞(夕刊)は、学校が自殺の6日後に実施したアンケートに、学校への不信感から回答しなかったという複数の生徒のコメントを掲載している。

 アンケートに回答しなかった理由は「学校にはまともに取り上げてもらえないと思った」。また、いじめを目撃しても、生徒の間で「先生に言っても何もしてくれないから、言わないでおこう」という雰囲気ができていたそうだ。

 7月20日付の読売新聞も、「自殺の練習の場面を数回見た」と証言した生徒が、「いじめを見逃した学校が信じられない」としてアンケートに回答しなかったと話したと報じている。

 中国新聞は7月26日、学校がアンケートの自由記述欄の記載を、11年10月の調査当初は大津市教育委員会に提出していなかったと報じている。関係者の話として、自由記述蘭には「全力をかけて調査してほしい」「(男子生徒が)なぜ命を失わなければならなかったのか知りたい」などと書かれていたという。こうした学校の態度が、生徒からの不信感につながっているのだろうか。

■「昔からやんちゃな学校だった」

 この学校についてある大津市議に話を聞いたところ、昔からいわゆる「やんちゃ」な生徒が多く、荒れている時もあれば、いい時もあるような学校なのだという。学校周辺は大阪や京都から多くの人が流入してきている地域で、人口が爆発的に増えており、色んな問題が起こりやすくなっているらしい。学校では先生と生徒との関係が表面的なものになっていて、生徒が「本音を言うと特定され、攻撃されるのでは」と危惧するのもその通りではないか、と話していた。

 担任の教師に関しては、県内でも一番真面目と思われる中学校から「やんちゃ」な中学校に赴任してきて、難しい問題に対応できなかったのでは、とのことだった。この市議が担任教師の元教え子から話を聞いたところ、体育会系の熱い先生だが、いじめに対してどうしたらいいのかわからなかったのではないかと言われたそうだ。悪い先生だという評判は聞かないという。この学校の他の教師に関しても特に悪い評判があるわけではなく、やはり教員や学校を統括している市教委に根本的に問題があると思う、と話していた。

 なお、滋賀県警は7月26日から、男子生徒が自殺した当時の在校生らへの事情聴取を始めている。聴取の対象はおよそ300人にのぼると見られており、いじめ問題でここまで大規模に警察が生徒から事情聴取をするケースは珍しい。インターネット上では学校や市教委の調査では明らかにされなかった実態を解明してほしいという声が上がっており、もはや今回のいじめ問題で学校の自浄能力に期待するという人はほぼいない状況だ。

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大津自殺報告書、市教委「いじめ関連は不要」
読売新聞 2012年7月26日(木)21時26分配信

 大津市で昨年10月、いじめを受けた市立中学2年の男子生徒が自殺した問題で、市教委から今月20日に提出された自殺に関する報告書を、滋賀県教委が「内容が不十分」として24日に差し戻していたことがわかった。

 全校アンケートで「鉢巻きで手足を縛った」などとされた暴行や嫌がらせに触れていないためで、市教委は「自殺の報告書で、いじめ関連は不要と判断したが、不適切だった」としている。

 報告書はA4判2枚で「事件等の経緯」の記述は2行。「アンケートなどで生徒3人のいじめが発覚した」としたものの、具体的な内容は「プロレスごっこなどでふざけていた」「ふざけ過ぎた場面で担任が男子生徒に声をかけたが、『大丈夫』と返答があった」と記すにとどまっていた。

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市側が候補伝達 大津中2自殺・第三者委
京都新聞 2012年7月26日(木)22時49分配信

 大津市で昨年10月、中学2年の男子生徒=当時(13)=が自殺し、いじめとの関連が指摘されている問題で、市が再調査のために設ける第三者委員会の人選について、市側の候補者3人を遺族側に伝えていたことが26日、関係者への取材で分かった。
 関係者によると、市側は代理人を通じてファクスで伝達。「いじめや学校問題等に関して専門性を有し、委員会のスピーディーな運営に対応いただける方」と人選について考えを述べている。
 その上で、弁護士、大学教授、臨床心理士の3人を候補者として挙げている。実際の名前が書かれているのは臨床心理士だけで、弁護士は「日弁連」、大学教授は「日本生徒指導学会」からの推薦を受けるとしている。遺族側の候補者3人は25日までに市側に伝えていた。
 遺族側は「こちらの候補者への返答はない。市の意図が分からない」と困惑している。
■地域懇談会でも中学校長が謝罪「深く反省」
 大津市で昨年10月、中学2年の男子生徒が自殺し、いじめとの関連が指摘されている問題で、生徒が通っていた中学校の校長が、各地域で開かれている懇談会で保護者に今回の問題の経過を報告し、調査の不備を謝罪している。
 市教育委員会によると、懇談会はPTAを中心に毎年夏休みに各地域で開かれ、校長や教頭、教諭らも参加して地域の課題などを話し合う。
 生徒が通っていた中学校の通学圏となる各小学校区でも順次、開催予定で、中学校の校長らが小学生の保護者らに対して一連の問題について説明していくという。
 亡くなった男子生徒が通っていた小学校区でもこのほど懇談会が開かれ、男子生徒の父親も出席した。
 校長は「事前に生徒の変化に気付くことができず深く反省している」と謝罪。父親は「皆さんの証言で、息子が伝えたいことを代弁してほしい」と呼び掛けた、という。

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