第三者機関に調査申立書提出 川西・自殺高2の両親 兵庫

第三者機関に調査申立書提出 川西・自殺高2の両親 兵庫
産経新聞 2012年9月25日(火)7時55分配信

 今月2日に自殺した川西市の県立高校2年の男子生徒(17)がいじめを受けていた問題で、男子生徒の両親は24日、いじめの実態解明を求めて、市の第三者機関「市子どもの人権オンブズパーソン」に調査申立書を提出した。

 両親によると、申立書には、自殺当日からの経緯を記入。高校から自殺を「不慮の事故」と伝えたいと持ちかけられたことなどをまとめて報告したという。両親は「少しでも真実に近づければ」と話している。

 オンブズパーソンは今後、県教委に資料提出などの協力を求め、両親の意向に沿う形で対応していく。

 一方、県教育委員会は近く、第三者委員会を高校に設置する方針。生徒への聞き取りや、高校が実施したアンケートを検証する。

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