彦根・中3裸強要事件 「いじめ」にあたる 市教委が初見解 滋賀

彦根・中3裸強要事件 「いじめ」にあたる 市教委が初見解 滋賀
産経新聞 2012年10月5日(金)7時55分配信

 彦根市の市立中学3年の男子生徒(15)の服を無理やり脱がせたなどとして、同級生2人=いずれも(14)=が強要と暴行の疑いで逮捕された事件で、同市教委は、この事件がいじめにあたるとの見解を初めて示した。

 前川恒廣教育長や三原宏之学校教育課長ら市教委幹部が3日、報道陣の取材に応じた。この中で前川教育長は「いじめととらえて対応するよう学校に指示した」と発言。三原課長も「いじめの視点を持って対応している」と説明した。

 同級生2人は9月19日、別の同級生数人と共謀し、学校の空き教室で男子生徒のシャツを引っ張るなどの暴行を加えたうえ、ズボンや下着を脱ぐよう強要、実際に脱がせたとして県警に今月2日、逮捕された。

 県警は「放置すればいじめにつながる」として立件に踏み切った。

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