「ブス」「でくのぼう」 女子バスケ部員への体罰指導で久喜高男性教諭を減給処分/県教委

「ブス」「でくのぼう」 女子バスケ部員への体罰指導で久喜高男性教諭を減給処分/県教委
埼玉新聞 2012年11月22日(木)23時55分配信

 県教育委員会は22日、部活動の指導で女子生徒に体罰を加えたり、暴言を吐いたとして県立久喜高校の男性教諭(52)を減給3カ月(給料の月額の10分の1)の懲戒処分にしたと発表した。

 県教育局県立学校人事課によると、男性教諭は2010年6月ごろから今年8月ごろまで、顧問を務める女子バスケットボールの練習中や校外での練習試合で、1〜3年生の部員15人に対し、頭部や頬を平手でたたいたり、「ブス」や「デブ」「この野郎」や「でくのぼう」などの不適切な言葉を発した。男性教諭は前任校でも男子生徒に体罰を加え、県教委から指導を受けたことがあった。

 現在、自宅謹慎中の男性教諭は「生徒に覇気がなく、活を入れるために部活動指導の一貫として行った。体罰と認識しており、申し訳ない」と話しているという。

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