県教員採用試験で採点ミス 7人が不合格

県教員採用試験で採点ミス 7人が不合格
山形新聞 2013年12月15日(日)17時50分配信

 2014年度採用の県公立学校教員選考試験の筆記問題で採点ミスがあり、2次試験(最終選考)で合格だった3人が不合格とされ、2次試験に進んでいたはずの4人が1次試験で落とされていたことが15日、分かった。県教育委員会が同日、3人を合格とし、1次不合格とされた4人に対しては、再試験を行うことを明らかにした。これにより新たに不合格となる人はいない。

 問題の作成、採点は県教委が行っている。県教委によると、採点ミスがあったのは、7月27日に行った1次試験の「教職教養・一般教養」。1251人が受験した。学校教育法の条文に関する選択問題で、印刷直前に問題を差し替え、解答が変わったが、正しい解答に修正しないまま採点した。配点は100点満点中1点。

 採点ミスにより、小学校教諭の試験を受けた4人が2次試験に進めなかった。1次の得点は2次の選考にも影響するため、中学校教諭、特別支援学校教諭、栄養教諭の試験を受けた3人が、本来合格水準に達していたにもかかわらず2次で落とされた。

 県教委が公開している解答例を見た受験者から12月13日、指摘がありミスが判明した。影響を受けた7人には14日に電話連絡し、謝罪。3人は採用を受け入れ、4人は2次の再受験を希望したという。再試験は年明けに予定している。

 採点し直した結果、2次に進めなかったはずの合格者が小学校教諭の試験で2人いたが、「2次の合格水準は満たしており、本人に落ち度はない」とし、合格のままとした。

 県教委の秋葉秀出男次長、菅間裕晃次長、阿部善和教職員室長が同日県庁で会見し、説明。原因について「最終段階の差し替えで担当者間の連絡、点検が不十分だった」とし、再発防止策として▽問題作成の際のチェック項目、点検者の人数を増やす▽試験後に再度、問題を解き、不備がないかを確認する−を挙げた。

 教員採用試験は7月27、28日に1次、9月18、19日に2次が行われた。1287人が受験し、191人が合格。合格者は10月9日に発表されていた。

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