橿原の自殺問題で第三者委 年度内目標に調査終了 奈良
産経新聞 2013年12月15日(日)7時55分配信
橿原市で今年3月、中学1年の女子生徒=当時(13)=が自殺した問題で、市教委が原因調査の目的で設置した第三者調査委員会の第2回委員会が14日、市役所で開かれた。委員会は21日に生徒が通学していた中学校の保護者らから直接意見を聞くとともに、年明けから本格的な調査を始め、年度内を目標に終了させることを明らかにした。
委員長を務める出口治男弁護士の説明によると、この日は中学校を訪れ、学校が生徒に行ったアンケートを回収。今後、委員会で保管して調査を進めるという。
また、事実関係を時系列で整理し、生徒の対人関係や行動を把握。21日に聞く中学校の保護者らの意見を踏まえて、調査対象を決めて、調査する。調査は、委員以外の弁護士や臨床心理士などの協力を得て進めるという。