蛇口41個開き、校舎水浸しに 教諭を懲戒免職処分

蛇口41個開き、校舎水浸しに 教諭を懲戒免職処分
朝日新聞 2013年12月17日12時39分

 愛知県教育委員会は17日、勤務する中学校に侵入して水浸しにしたなどとして、威力業務妨害罪や器物損壊罪などで起訴された大府市立大府南中学校教諭の吉川祐正被告(27)を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。

 県教委によると、吉川被告は5月、同中の手洗い場で水道の蛇口41個を開き、排水口を塞いで校舎を水浸しにしたほか、保健室から全校生徒の健康管理・指導カードが入ったファイル16冊などを持ち出し、大府市内で捨てたという。

 県教委はこのほか、家電店でカメラのレンズを盗んだ=16日に窃盗罪で懲役2年、執行猶予3年の判決=も懲戒免職にした。また、ソフトボール部員を平手打ちし「死ね」と暴言を浴びせたとして、を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にした。

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