米国、完全な合法在留者を悪名高い刑務所に送った…「行政的手違い」

米国の移民・関税執行局(ICE)が行政的手違いで米国に合法的に在留中のエルサルバドル出身の男性を追放して本国の悪名高い刑務所に送った。 1日(現地時間)、CNN放送などによると、ICEは先月12日メリーランド州で妻、5歳の子女とともに住んでいたアブレゴ・ガルシア(Abrego-Garcia)さんという男性をギャング団関連者として逮捕してテキサス拘置所に拘禁し、3日後にエルサルバドルに追放した。 米国市民権者であるこの男性は10年余り前にエルサルバドルのギャング団の暴力から逃げて米国にやってきた後、2019年に亡命申込書を提出した。ガルシアさんは米国の移民判事が法的に保護される地位を付与して米国で合法的に在留中だった。だが、最近突然ICEから「在留身分が変更になった」という通知を受けた。 ガルシアさんの妻はエルサルバドルにある中南米最大規模の収監施設であるテロ犯受け入れセンター(CECOT)の収監者写真が掲載されたニュース記事で夫を発見してドナルド・トランプ政府を相手に訴訟を提起した。妻は米政府がガルシアさんの送還をエルサルバドルに要請するように裁判所が命令してほしいと要求した。 この訴訟の被告人である米司法省側は最近裁判所に提出した書類で「ICEはガルシアさんがエルサルバドルに追放されないように保護を受けている地位にあることを知りながらも行政上のミスで追放した」と認めた。 その一方で、ガルシアさんがすでにエルサルバドルにいて米裁判所は彼の送還を命令することができず、エルサルバドル政府が彼を釈放して送りかえすように米政府が強要することもできないので裁判所がこの訴訟を棄却しなければならないと主張した。 この訴訟が伝えられて論争が起きると、J・D・バンス副大統領はこの日X(旧ツイッター)に投稿した文で「裁判所の文書によると、彼は法的権利のない有罪判決を受けたMS-13ギャング団のメンバーだった」とし「ギャング団員が犠牲にしている市民を無視して彼らが追放されることに怒るのはおぞましい」とした。 これに対してガルシアさん側の弁護士は彼がMS-13や他の犯罪組織の一員ではなく、彼らとは何の関連もないとしながら、米政府が「この根拠のない非難を裏付けるほどの証拠を全く提示しなかった」と主張した。

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