天童・死亡の中1女子、ノートに「いじめ」記述 昨春、家族が学校に相談
山形新聞 2014年1月16日(木)8時10分配信
天童市南小畑5丁目のJR奥羽本線で7日、市内の中学1年の女子生徒(12)が山形新幹線つばさにはねられ死亡した事故で、女子生徒の自宅から、学校でいじめを受けていたとの内容を記したノートが見つかったことが15日分かった。女子生徒の家族が昨年春、娘に対するいじめを心配して学校に相談していたことも判明。遺族の要請を受け、学校は同日、全校生徒を対象にアンケートを実施、市教育委員会は近く第三者委員会を設置する方針で、本格的な調査に乗り出す。
記者会見に臨んだ市教委と同校の校長によると、学校が同日、家族から話を聞き、女子生徒がいじめを受けていたことをノートに書き残していたことを確認した。記載内容について、家族は「明らかにするかどうか検討したい」と話したという。
校長が13日に生徒宅を訪ねた際、父親が「(娘が)いじめを受けていたと聞いた」として学校に調査を要請した。父親は14日、学校を訪れ、全校集会に出席。関係者によると、父親は娘がいじめを受けていたことを示唆し、生徒に「アンケートに答えてほしい」などと訴えたという。
アンケートは15日の授業後に実施し、女子生徒について「事実として知っていること」「気になっていること」の2項目を記述式で尋ねた。結果は今週中に家族に伝える。
市教委は一両日中に弁護士、有識者ら5人程度で構成する第三者委員会を設置する方針で、会見で学校教育課長は「アンケートの内容を精査し、生徒が死亡した背景を調べたい」と述べた。
校長はこれまで、女子生徒の学校生活について問題はなかったとしていたが、生徒の母親が1学期の早い時点で「学校で独りぼっちになっていないか」と相談を寄せていたことを明らかにした。当時、担任が本人に確認すると「大丈夫」と答えたため、母親に「問題がなかった」と報告したという。