不適切指導、答案用紙紛失で2教諭に懲戒と戒告
福島民友新聞 2014年4月19日(土)12時16分配信
県教委は18日、不適切な指導で生徒に精神的苦痛を与えたとして県北地方の中学校に勤務する男性教諭(52)を減給1カ月の懲戒処分、期末試験の答案用紙を紛失したとして同地方の別の中学校の女性教諭(47)を戒告処分にしたと発表した。
男性教諭は昨年12月の委員会活動中、顧問を務める放送委員会の女子生徒2人に対し、企画内容や活動方法について、生徒の考えを無視し、自分の意見を押し付けるなど不適切な指導を繰り返した。生徒1人は精神的苦痛で8日間学校を欠席した。
女性教諭は2月下旬の期末試験で、自宅で採点するため保健体育科の答案用紙を許可なく校外に持ち出し、27人分を紛失した。女性教諭は喫茶店などで採点をしており、「どこでなくしたか分からない」と話している。